最初に断っておきますが、当衣裳室は結婚式当日には新郎新婦と関わることがほぼないので、心付けをいただく立場にはありません。お着替え、ヘアメイクなどは別のところでされますので^_^ なので完全に部外者です。にもかかわらず、いや、だからこそ?新郎新婦のご家族から心付けについて質問をされることが多いんです。
最近は、サービス料が請求書に入っている場合が多いが…
サービス料とはスタッフの人件費のことなので、サービス料を支払う場合は基本的にはお心付けは必要ないとされてはいます。ただ、昔から結婚式には心付けが付きもの…なので悩まれる方も多いですね。
個人的には、『心付け』という言葉を知って、どうしようか悩んでしまっているなら、渡した方がいいと思います。
自己啓発本などでよく言われている、しないで後悔するよりして後悔する方がいいってやつですね。
どちらかというとこれは心理的な問題ですが…知ってしまったのに渡さない決断をした場合、当日気になっちゃいますよね?何かあったときに後悔の種にもなってしまいます。
これは知人から聞いた話ですが、心付けを渡したら、ウエディングケーキのイチゴが予定より多くなっていたそうです。また、こういったわかりやすいことが何もなくても全力でやってくれたはずです。そう思えます!!
渡さなかった方の、渡さなかったから失敗しちゃったという話もよく聞きます。実際は式場の方はプロですから、どの結婚式でも同じように仕事しているはずです。が、渡さなくて何かあった場合、渡さなかったから…と自分を責めちゃうんですよね。
渡さない方が良い場合
渡さない方がいい場合というのもあります。
判断材料1:式場の方針で心付けは受け取らないことになっている
この場合は渡す必要はありません。また、式場の方針が不明の場合、当日心付けを渡そうとしたときに、あまり断られるようでしたら無理やり渡すのはやめましょう。
判断材料2:新郎新婦が渡さなくていいと言っている
新郎新婦が渡さなくていいと言っている…その場合は、強引に渡すと余計なことをしたと思われ、後々の関係性に響く場合も。ご結婚される年齢…もう立派な大人ですのでご本人達の判断に任せた方が無難です。
また、新郎新婦が自分たちで渡す予定の場合も、ダブってしまいますので渡す必要はありません
渡す必要のない場合
次の場合は無理に渡す必要はありません。
判断材料:心付けが高いと感じている
心付け、一般的にトータルで数万円ですよね。一生に一度だしと思えるなら払えば良いですが、高いと感じている場合、サービス料が請求書に入っているなら無理に渡す必要はありません。身を削ってまでするものではないです。式前に、丁寧にあいさつするだけでも気持ちは伝わりますよ。
渡した方が良い場合
次の場合は、「渡す」一択で大丈夫です。
判断材料:新郎新婦に渡すように頼まれている
心付けは基本的に、新郎新婦またはその両親が渡します。
渡す役割を頼まれた場合は快く引き受けましょう。ここでは詳しく書きませんが、介添人の方にいくら、プランナーさんにいくら…などと相場が決まっています。支度に時間のかかる新郎新婦より両親の方が渡しやすい場合もあります。
金銭的に余裕があれば心付けの代金ももってあげても良いですし、心付けで渡す金額を受け取り、当日渡す役目を引き受けるだけでも良いでしょう。
心付けはピン札で用意してポチ袋に入れておきます。当日、式前に丁寧なあいさつとともに渡しましょう。
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