実際は、揺れるタイプをつけている人はかなり多い
結論から言います。実際には、花嫁もゲストの方々も揺れる・揺れないは気にせず気に入ったものを選んでいます!!Instagramで、花嫁やゲストの方々の装い、検索してみてください。イヤリングやピアスをしている方の約半数は揺れるタイプですよ^_^
昔のマナーでは、揺れる➡家庭が不安定になる、ということで避けられていたようですが…現在は気にせずつけていらっしゃる方がほとんどです。マナーも移り変わりますからね。
ちなみに昔はピアスも『穴を開ける』ということで縁起が悪いと言う方もいらっしゃったようですが、現在ではピアスでも全く問題ありません。
ピアスも基本的には大丈夫ですが、鼻ピアスなどは、結婚式・披露宴で会うご年配の方は驚いてしまうかもしれないので、つけない方が無難です。
花嫁の場合イヤリングが多いのは、レンタルでは衛生上ピアスの貸し出しがないお店が多いためと、主役用の大ぶりデザインはピアスでは重くなってしまい耳に負担がかかるためなどの理由が考えられます。
じゃあ、イヤリング・ピアスはどれでもいいの?
揺れるタイプは問題ありませんが、花嫁より目立つほど大振りのものは避けるのがマナーとされています。また、白は花嫁のものなのでパール以外の白は避け、生花も結婚式では花嫁がつけるものなのでゲストは造花にします。
そしてフォーマルでは、アクセサリーは昼と夜で合うものが変わります。
昼の結婚式にはパールや輝きの控えめな天然石などが合います。夜の結婚式には華やかなものを。キラキラ輝くダイヤモンドやクリスタル、ラインストーンなどが合いますよ。
革、アニマル柄、ファーは、殺生を連想させるためアクセサリーでも避けます。
腕時計は、時間を気にしているように見えるのでつけない方が良いとされています。
パールについて
パールは、いびつな形の淡水パールはカジュアルになってしまうので避けます。フォーマルには丸いパールを選びましょう。イミテーション・本真珠どちらでも問題はありませんが、本真珠をお持ちでない方は、お子さまの結婚にあわせて買う、というのも記念になって素敵ですね。
また、コットンパールは比較的新しい素材のため賛否両論ありますが、カジュアル感が出るので全部コットンパールのものだと格が心配です。通常のパールと組み合わせてデザインとして一部使われている…位のものでしたら問題ありません。ただ、新郎新婦のご両親の場合は「格」が大事なので、コットンパールは避け、イミテーション・本真珠どちらでも良いので通常のパールにしましょう。
ちなみに、ブラックパールはもともとは結婚式でも問題なかったようですが、お葬式で着けるイメージが強いため嫌がる方も。避けた方が無難です。
また、二連や三連のネックレスも問題ありません。一連パールをつけるのがマナーという時代もあったようですが、現在では『お祝い事が重なる』ということで、良いとされています。
本真珠には本物ならではの高級感・存在感があり、イミテーションにはデザイン性の高いものが多いというメリットが。ぜひ比べてみて、ご自分に合うもの、好みのものを見つけてくださいね。
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ここまでアクセサリーの話をしてきました。ただ、これは洋装の話です。
和装の場合、アクセサリーは?
和装の場合は基本的に、結婚指輪以外のアクセサリーは着けません。時間を気にしているように見えてしまうため、また、着物の袖口を傷つけてしまう可能性があるため、腕時計もつけない方が良いとされています。ただ、アクセサリーについてはマナーというより和装に似合わないという理由だそうで、小さめのパールのピアスや、こだわりのイヤリングを着ける方もいらっしゃいます。
また、和装にはヘアアクセサリーは着けます。かんざしはもちろん、ちょっと洋風な雰囲気のコームなども素敵ですね。
そうそう、コロナ禍では、マスクをするのが新しいスタンダードになり、お客さんによく聞かれました。「マスクは白はダメとかマナーあるんですか?」それに対して「新しいものなので、特にしきたりとかはありませんの着けていれば大丈夫ですよ」と答えていましたが…。
コロナが5類になるまではとにかく、マスクを着けていることがマナーでしたね。マスクのマナーはだいぶゆるくはなりましたけど…。マナーって、けっこう流動物です。その時々で変わり、作られては消えていくんですね。
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