お父様の正礼装はモーニングコート、お母様は黒留袖…が結婚式の定番だけれど…使う小物がわからない!!というお客様、安心してください!!たくさんいます!!
ご自宅のたんすなどから和装小物けっこう出てくるんですけどね…ネットで調べても形や素材が様々でわかりにくかったり…(^▽^;)
下のイラスト(キャンディRさん作/イラストAC)がわかりやすいのでお借りしました。
ざっくりと…着付けの流れ
順番としては、和装ブラ・ショーツ・ガードル→肌襦袢・裾よけ→長襦袢→黒留袖と着ていきます。
肌襦袢と裾よけは、一体型の着物スリップでも可。
長襦袢の上と黒留袖の上の二か所で伊達締めを使います。
伊達締めを制すものは着付けを制す
その伊達締めがまぁ、種類が豊富で。長さ200㎝超えの布だったり、90㎝ほどのマジックテープタイプだったり、幅も10㎝だったり7㎝だったり13㎝だったり…ぶ厚かったりメッシュだったり、材質も絹だったり綿だったりポリエステルだったり麻だったり…しかも無地のもストライプのも絞り模様のも花柄のもあるし、色も白に黄色にピンクに…オーマイガッ!!ってなっちゃう…( ;∀;)
つまずきポイント 伊達締めいろいろ
どれが伊達締め??実は、これぜんぶ伊達締めの仲間です。
伊達締め 注意点
布タイプの伊達締めは長さもある程度あるけれど、マジックテープのタイプは長さをきちんと確認して買わないと、えぇっ!!何コレ巻けない!!届かない!!ってなることも( ; ; )
マジックテープタイプ、ワンタッチで使いやすいけれども長さだけ要注意。しっかり確認してくださいね^^;
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帯板って何に使うの?
帯板は、帯締めを結んだときに帯がぐちゃっとなるのを防ぐために使います。
前板と後ろ板がありますが、後ろ板は変わり結び用なので、お太鼓結びには使いません。留袖はお太鼓結びをするので、留袖の場合は前板のみ使います。
自宅で前板を探していて、出てきた板を見て、あれ?ちょっとこれ変じゃない?と感じたら、それはたぶん後ろ板…^^; 前板は、体の前面に当てると両脇に届くくらいの長さがありますよ。
帯まくらも要注意
自宅のたんすに眠っている小物類を引き出したら、帯まくららしきものがあるけど形が違うような…そうです、帯まくらにも種類があるんです。
留袖や訪問着などに使うビーンズ型のお太鼓まくらと、振袖に使う丸みを帯びたハマグリ型まくらです。黒留袖にはもちろん、お太鼓まくらですよね。
そしてそのお太鼓まくらも、厚みがあるものはフォーマル・お祝い事向け、薄めのものは不祝儀向けとあったりします。
和装小物、間違えずに揃えるには?
ベストなのは、留袖をレンタルまたは購入するお店で小物もそろえてしまうこと。これがいちばんモレがない。手持ちの留袖を着たい場合はこのページのリストを確認→インターネットで購入もオススメ。
そのほかに、より綺麗に着るための和装ブラジャーやガードル、補正用のタオルや綿花(ドラッグストアで買える)も必要になる場合が多いので、着付けの先生に確認してくださいね。
留袖の着付けに必要なもの まとめ
- 黒留袖
- 帯
- 帯揚げ
- 帯締め
- 長襦袢(半襟付きまたは半襟を付ける)
- 衿芯
- 末広(扇子)
- バッグ
- 草履
- かんざし(必要に応じて)
- 肌襦袢
- 裾よけ(肌襦袢一体型なら1枚でOK)
- 足袋
- 伊達締め2本
- 腰ひも4〜5本
- 帯板(前板)
- 帯枕(お太鼓枕・留袖用)
- 着付けベルト(別名コーリンベルト)
- 和装ブラ(必要に応じて)
- 和装ガードル(必要に応じて)
- ガーゼ(着付けの先生に要確認)
- 補正用のタオルや綿花など(着付けの先生に要確認)
準備は大変ですが、黒留袖は豪華で美しく、後日写真を見るのも楽しいものですよ。皆様、良い結婚式を!!
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