浴衣の基本的な着こなし
浴衣には半幅帯や兵児帯を合わせて、下駄を履いて…シンプルな着こなしは昔からの定番。半幅帯は硬めのもので裏表で色が違うものも多いので、結び方次第でさまざまなイメージにできます。兵児帯は観賞用の金魚みたいなひらひらした帯。小さい子どもが結んでいることが多いですが、大人でも可愛らしく仕上がりますよ。結ぶのが苦手、という方には半幅帯のリボン部分が仕上がっていてワンタッチで取り付けられる作り帯というものもオススメです。
以前は、浴衣は帯の種類や結び方で個性を出して着こなしていましたが、近頃は、帯のほかに帯締めや帯揚げ、帯留めを付けてサンダルを履いたり…浴衣の着こなしもだいぶ多様化しましたね。


浴衣に帯締めや帯揚げ、帯留めはアリ?ナシ?
アリかナシかといえばもちろんアリです (^_^) 安心してください!!浴衣はもともとカジュアルなもの。格式ばった決まり事などはありません。
帯締めは、着物の着付けではお太鼓結びを固定するという役割も果たしていますが、浴衣では基本的に飾りです。帯揚げもなくてももちろんシンプルで素敵だけれど、帯揚げをフリルみたいにして半幅帯の上部に挟み込めば可愛い♡帯留めも、アクセサリー感覚で付けてしまって大丈夫ですよ。
浴衣に重ね衿、アリ?ナシ?
基本的には浴衣に重ね衿は必要ありません。が、浴衣は古くは寝巻であり、明確なマナーなどは特にありません。服装の常識の範囲内で、つまり人を不快にさせなければ大丈夫です (*^^*)
というわけで、重ね衿もアリ。襟元にフリルやストーン、可愛いですよ ^_^
浴衣の足元は下駄でなければダメ?
浴衣の足元に下駄ではなくサンダル…私の記憶では、25年位前には既にサンダルを合わせている人も結構いましたよ。うっ…歳がバレる… ^^; 下駄はもちろん風情があって素敵だけれど、慣れないと歩きづらいし鼻緒で足が痛くなることもあるし…下駄が苦手な人はサンダルでも問題ありませんよ。
また、浴衣の足元にスニーカーも個性的に仕上がって歩きやすくオススメです。
なお、浴衣の着付けに必要なアイテムについてはこちらのページで解説しています。よろしければこちらもどうぞ。



花火大会に夏祭り…洋服でももちろん楽しいけれど、浴衣を着るとよりいっそう風情のある素敵な思い出になりますよ (*^^*)