結婚式で新郎新婦のお母様が着る洋装、マザードレスには決まり事があります。「肩などの露出は控える」「裾丈はくるぶしが隠れる位」が基本とされています。長年衣裳室のスタッフをやっていると、「くるぶしが隠れる位の丈」の条件内でも微妙ですが人気の丈感に流行があるなぁと感じるようになりました。ここからは、あくまでも首都圏にある当店でのいちスタッフの感想という感じになりますが…ご興味のある方はご一読いただければ幸いです (^_^)
マザードレス 2025年、当店の傾向は…
2025年は普段のお洋服もマキシ丈が多くでていたせいか、例年よりも長めを希望されるお母様が多かったです。引きずりはしないけれどもイブニングドレスに近いくらいの、くるぶしがしっかり隠れる丈をお探しのお客様が多くいらっしゃいました。普段からロング丈を着慣れているので、くるぶしあたりだと特別感が出ないからというのもあるかもしれませんね。そのくらい長い丈ですと、脚も長く見えますし、フォーマル感も強くゴージャスな印象になります。
マザードレス 2026年、当店の傾向は?
2026年は、2025年に続き、マザードレスの中でも長めの丈をお探しのお客様も多いものの、より、ご本人様が好きなデザインを選ぶ方が多い傾向にあります。当店には、甘めのデザインを希望されるお客様が多くいらっしゃったからというのもあるかもしれませんが、真横から見るとくるぶしが隠れているか微妙だけれど写真に撮ると裾もふわっとしているし、くるぶしが隠れているのか隠れていないのかよくわからないよね、くらいの絶妙な丈感を選ぶ方も今年は多くいらっしゃいます。
そもそも「くるぶしが隠れる位の丈」ってわりと幅が広いので、ご本人様の好みによるところが大きいんですよね。
5年程前は、気に入ったドレスの裾がくるぶしに微妙に届かず、妥協してそんなに好みでないものを選んでいたお母様もいらっしゃったので、その頃に比べるとかなり自由になり、ドレス選びも楽しくなった印象を受けます。
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数年前は、今より裾丈で悩む方が多かった
日本のブライダルマナーはもともと、欧米から来た結婚式のマナーを日本流にアレンジしたもの。お父様はモーニングでお母様は黒留袖というのも日本では一般的ですが欧米の方の目には不思議に映るかもしれません。なので、誰かを不快な気持ちにさせるとかでなければそんなに細かく気にして悩むほどではない部分も多いんですよね。
さすがに全身白はまずいですが、マザードレスの裾の長さはもともとデザインによって、長いのに裾が透けていて長く見えないものや、短いけれどもふわっとしていて短いとわからないものなどいろいろあり、列席者から見てよくわからないものも多いです。ミディ丈ですと準礼装になってしまいますが、くるぶし位の丈であれば、悩む必要のない場合も多いです。
過去に、裾丈が心配で当店の提携先ではない式場のプランナーさんに衣裳室から電話していた方もいらっしゃいましたが、そのプランナーさんもロングの範囲内でしたら気にする必要はないという見解でした。
心配な場合は、新郎新婦に相談してOKなら良しとしましょう。
マザードレスはモーニングと比べて種類も多く、悩んでしまいますよね。ですが、なかなか着る機会のないもの。好みのものに出合えますように (*^^*)

